「英検も受けさせたいけれど、学校のテストの点も心配」という八王子の保護者様の相談に、八王子教室がどう答えているかをまとめました。試験3週間前は学校の範囲、それ以外は英検という切り替え方、宿題のレベルを学校に合わせて下げる判断、試験範囲の文法単元を授業に組み込む方法を解説します。
目次

「英検の勉強と学校のテスト勉強、どっちを先にやればいいですか?」
八王子教室の中学生・高校生の授業で、私がいちばんよく受ける相談のひとつです。保護者様からも、「英検も受けさせたいけれど、学校のテストの点も心配」という形で同じ相談をいただきます。この記事では、八王子教室で実際に使っている「時期で切り替える」考え方と、塾に通っているとこの切り替えがどう楽になるかを説明します。
結論:時期で切り替える
英検と定期試験は、どちらかを選ぶものではありません。時期で切り替えるものです。
- 定期試験の3週間前から当日まで:学校の試験範囲を優先する
- それ以外の期間:英検の学習を進める
定期試験は年に数回、範囲が決まった試験です。英検は、範囲のない積み上げ型の試験です。範囲が決まっている試験は直前の集中で点が伸び、積み上げ型の試験は日々の継続で伸びます。この性質の違いが、切り替えの根拠です。
英検に合格した直後は、学校のレベルに下げる
意外に思われるかもしれませんが、英検に合格した直後に宿題のレベルを下げることがあります。
たとえば、中学生が準2級に合格したとします。次の2級の単語をすぐに始めることもできますが、その生徒の学校の内容には、もう十分な余裕があるはずです。ここで数週間、学校の試験範囲に合わせたレベルの文法と単語を入れると、定期試験で点を取り切れます。
英検の級が上がるほど、学校の教科書との間に差が開きます。差が開いた状態で定期試験を受けると、「難しい単語は知っているのに、教科書本文の問題を落とす」ということが起こります。試験前に一度、学校のレベルに戻る時間を取るのはそのためです。
八王子教室では、試験範囲が分かればその文法単元を授業に入れる
定期試験の優先順位が高い生徒には、授業の中で「試験範囲は分かりますか?」と聞いています。
- 試験範囲表がある場合:範囲の文法単元の問題を宿題に入れる
- 範囲がまだ分からない場合:学年と時期から文法単元を推定して用意する
中学3年生の秋なら関係代名詞や分詞、高校1年生の秋なら時制や受動態の応用、といった推定です。範囲が出たら、推定した単元を実際の範囲に差し替えます。
範囲表やプリントの写真を送っていただくと、授業の準備が正確になります。分からない問題があれば、その写真をもとに授業で解説します。
英検の勉強は定期試験に「効く」部分と「効かない」部分がある
英検の学習は、定期試験にそのまま効く部分があります。
- 効く部分:単語の量、初見の長文を読む力、リスニングの聞き取り
- 効かない部分:教科書本文の暗記、学校独自の表現や例文、授業で先生が強調した箇所
定期試験は、教科書本文を題材にした問題が中心です。英検の学習でどれだけ力がついていても、教科書本文を読まずに受ければ点を落とします。試験前の3週間は、教科書に戻る時間です。
家でできることと、塾でやること
この切り替えは、家で本人が判断するのは難しいことです。「今は英検を進めてよいのか、学校の範囲に戻るべきか」を本人が毎週決めるのは負担が大きく、どちらも中途半端になりがちです。
八王子教室では、授業のたびに「次の定期試験はいつですか」「範囲は出ましたか」と聞き、宿題の中身を講師が切り替えています。本人は、出された宿題をやれば自然に切り替わる、という形です。
- 家でやること:出された宿題を進める。試験範囲表やプリントの写真を送る
- 塾でやること:時期を見て宿題のレベルと量を切り替える。範囲の文法単元の問題を用意する。英検の受験日を本人の予定に合わせて決める
英検の受験日が定期試験と近いとき
英検は年に複数回あります。定期試験と重なる回は避けて申し込むのが基本です。
すでに申し込んでいて重なってしまった場合は、こう配分します。
- 定期試験の2週間前まで:英検の学習を続ける
- 直前の1週間:学校の試験範囲に集中する
- 定期試験が終わったら:英検の仕上げに戻る
英検の一次試験は、合格ラインを十分に超えている級であれば、直前の1週間を学校に充てても影響はほとんどありません。合格ラインぎりぎりの級であれば、どちらを主にするかを本人と相談して決めます。
まとめ
- 英検と定期試験は、時期で切り替える
- 定期試験の3週間前から当日は学校の範囲、それ以外は英検
- 英検に合格した直後は、宿題のレベルを学校に合わせて下げることがある
- 試験範囲が分かれば、その文法単元を宿題に入れる。範囲表の写真を送ってもらうと正確になる
- 英検の学習は単語・長文・リスニングに効くが、教科書本文の暗記は別に時間が必要
八王子教室でのご相談
東京外語スクール八王子教室では、八王子市内や周辺の中学校・高校の定期試験の時期に合わせて、宿題の量とレベルを調整しています。試験範囲表やプリントの写真を送っていただければ、授業の中で範囲の問題を扱います。
よくある質問
- 定期試験と英検は、どちらを優先して勉強すればよいですか?
- 時期で切り替えます。
東京外語スクール八王子教室では、定期試験の3週間前から試験当日までは学校の試験範囲を優先し、それ以外の期間は英検の学習を進める形を基本にしています。英検の一次試験が定期試験と重なる場合は、本人と相談してどちらを主にするか決めます。 - 英検に合格した直後に、宿題のレベルを下げることはありますか?
- あります。
準2級に合格した直後の中学生に、次の2級の単語をすぐ始めるのではなく、学校の試験範囲に合わせたレベルの文法や単語を数週間入れることがあります。合格直後は学校の内容に余裕があるので、定期試験で点を取り切ることを優先します。 - 定期試験の範囲は、塾に伝えた方がよいですか?
- 伝えていただくと、授業に組み込めます。
試験範囲表や範囲の文法単元が分かれば、その単元の問題を宿題に入れます。範囲が分からない場合も、学年と時期からおおよその文法単元を推定して用意します。 - 英検の勉強は、定期試験の点数に役立ちますか?
- 役立ちます。
英検で覚えた単語や長文の読み方は、定期試験の初見の長文や語彙問題にそのまま使えます。一方、定期試験には教科書本文の暗記や学校独自の表現が出るので、試験前は教科書に戻る時間が必要です。 - 英検の受験日が定期試験と近いときは、どうすればよいですか?
- 英検は年に複数回あるので、定期試験と重なる回を避けて受けるのが基本です。
すでに申し込んでいる場合は、試験の2週間前までを英検、直前の1週間を学校の範囲に充てるなど、本人の余裕に合わせて配分を決めます。
八王子教室で英語を学びたい方へ
- 中学生英検対策コース — 学校英語・英検・高校受験を見据え、苦手な文法や聞き取りを個別に指導します。
- 中学生定期試験対策コース — 教科書の単元に合わせて文法・単語・聞き取りを補強。試験前は宿題の量を調整します。
- 高校生定期試験対策コース — 教科書の文法・単語・読解を個別に補強。英作文は海外講師の添削を受けて書き直します。
授業の進め方は教室・授業のご案内、コースごとの料金はコース・料金一覧をご覧ください。
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