中学生の英検準1級勉強法|直前4週間のスケジュールと4技能別対策【合格者インタビュー】
英検準1級に合格した中学2年生の勉強法を本人インタビューで公開。毎日10分のオンライン英会話、直前4週間の技能別スケジュール、苦手だったリーディングが本番で最高得点になった理由、S-CBTスピーキングの注意点まで詳しく紹介します。
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この記事でわかること
本記事は、アメリカ帰国子女の中学2年生で英検準1級に合格した生徒への インタビューから、具体的な勉強法・学習スケジュールだけを抜き出して詳しく紹介するものです。
- 普段の学習ルーティン(1日10分のオンライン英会話+週末の宿題)
- 本格対策は直前4週間からという時間配分
- リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの技能別対策
- 英検S-CBT(コンピューター受験)ならではの注意点
- 「いつもギリギリの点数」でも合格までたどり着けたメンタルの保ち方
- 実際の本番スコア(4技能CSEスコア2403・大問別正答率)を記事末尾で公開
合格までのストーリー全体は、 本人インタビュー本編で紹介しています。
※本記事は一人の合格者の体験談です。すべての学習者に同様の結果を保証するものではありません。

普段の学習ルーティン
毎日10分のオンライン英会話
── 準1級合格までの、普段の勉強スケジュールを教えてください。
「準1級のため」というより毎日のルーティンなんですけど、 ネイティブの先生とのオンライン英会話を毎日やると決めています。
最初は20分だったんですけど、慣れてきて、今は1回10分〜15分くらいです。
塾の宿題は週末にまとめて
── 塾の宿題はいつやっていましたか?
週末にまとめてやっていました。 慣れてくると、10分か15分あれば終わるようになりました。
── 逆に言うと、普段は過去問をゴリゴリ解いていたわけではないんですね。
正直、準1級の勉強を本格的にやったのは試験の4週間前からです。 それまでは、春休みや夏休みに「1回全部解いてみようか」というくらいで、 ずっとゆるい感じでした。
直前4週間のスケジュール
技能別に「今日はこれ」と割り振る
── 直前4週間はどう勉強しましたか?
学校もあるので1日に全部はできません。だから、
- 今日はライティング
- 今日は大問1(語彙)
- 今日はリーディング
というふうに1日ごとに割り振って、少しずつ量を増やしていきました。
前日は「苦手の最終確認」
── 試験前日は何をしましたか?
リスニング以外を通しで1回解きました。
ずっとリーディングが苦手だったんですけど、直前に先生から読み方のコツを教わって、 「書いてあるから読んでみて」と言われたとおりにやったら、すぐ解けるようになって。 最後は苦手なところだけをやりました。
4技能別の対策と本番の実際
リーディング:一番の苦手が、本番では一番の得点源に
── 一番苦労した技能は?
リーディングです。
「早く読まなきゃ」と頭ではわかっているのに、 「見落としているかもしれない」と不安になって、結局全部読んじゃうんです。 質問に関係あるところだけ読めばいいのに(笑)。
── 長文の内容一致問題が特に苦手だった?
そうです。単語問題は「覚えているかどうか」なので、 塾の宿題で覚えた単語が役に立ちました。
過去問で出会って「この意味いいな」と気に入った単語があって、 それが本番でも出てきてちょっと嬉しかったです。 "vivid"(鮮やかな・明るい)っていう単語なんですけど、今でも覚えています。
── それで結果は?
意外なことに、一番苦手だったリーディングが一番良かったです(笑)。
リスニング:英語のYouTubeを「日常」にする
── リスニングはどう勉強しましたか?
「リスニングの勉強」として特別なことはあまりしていません。
塾のスピーキング練習と一緒に鍛えられていたのと、 家では弟と一緒に英語のYouTubeを普通に見ているので、 日常の中に英語の音が入ってくる状態でした。
ライティング:ネイティブ添削と「苦手トピック」
── ライティングはどんな対策をしましたか?
直前4週間までは、主に塾でだけやっていました。
塾のライティング課題はネイティブの先生がちゃんと添削してくれるので、 「宿題だからやらなきゃ」という強制力も含めて、一番効果があったと思います。 自分ひとりだったら、面倒くさくてやらなかったと思うので(笑)。
── 苦手なトピックはありましたか?
仕事系のトピックが本当に苦手でした。 自分はまだ就職するわけじゃないし、背景知識がなくて 「なんでこれを中学生に聞くの?」ってなっちゃって(笑)。
トピックによって書けるかどうかがかなり変わるので、 普段からいろいろな社会テーマに触れておくのが大事だと思います。
スピーキング:S-CBTならではの落とし穴
── 一番の得意技能はスピーキングでしたよね。
はい。塾のネイティブの先生とのスピーキングが一番好きなアクティビティで、 オンライン英会話も毎日やっていたので、自信はありました。
でも、S-CBT(コンピューター受験)だと相手の表情が読めないじゃないですか。 逆にそこでテンパってしまって、少し点を落としました。
── 対面の面接と勝手が違うんですよね。S-CBTで受ける人は、画面相手に話す練習をしておくと安心です。
「いつもギリギリ」でも諦めなかった理由
── 挫折しそうになったことはありますか?
そこまではなかったです。
ただ、過去問の点数はいつもギリギリなんですよ。 「絶対受かる」という点数を取ったことがなくて、 「本番でちょっと下回ったら落ちるんじゃない?」という心配はずっとありました。
でも、一度決めたら絶対やりたいタイプなので、やめようとは思わなかったです。
準1級を目指す中学生へのアドバイス
── 同じように準1級を目指している中学生に、アドバイスをお願いします。
準1級は、とても難しいですが、絶対に諦めないでほしいです。 バスケ漫画の有名なセリフにもあるとおり、諦めたらそこで終わりなので(笑)。
点数が悪くても「大丈夫」って楽観的に考えて、勉強をやめないこと。 Keep going です。ちゃんと続ければ、絶対にできるようになります。
── 力強いメッセージ、ありがとうございました!
中学生が実際に英検準1級本番で取ったスコア結果を公開
4技能CSEスコアとCEFRレベル
英検S-CBTでの受験結果です。4技能総合CSEスコアは2403/3000(CEFRレベルB2)でした。 一次試験は合格基準スコア1792に対して1873(英検バンドGP1+4)、 二次(スピーキング)は基準512に対して**530(GP1+1)**での合格です。
| 技能 | 英検CSEスコア | CEFRレベル |
|---|---|---|
| Reading | 650 / 750 | B2 |
| Listening | 672 / 750 | B2 |
| Writing | 551 / 750 | B1 |
| Speaking | 530 / 750 | B2 |
| 4技能総合 | 2403 / 3000 | B2 |
リーディング・リスニング・ライティングの大問別正答率
| 技能 | 大問 | 出題形式 | 正答数 | 設問数 | 正答率 |
|---|---|---|---|---|---|
| Reading | 大問1 | 短文の語句空所補充 | 14 | 18 | 77.8% |
| Reading | 大問2 | 長文の語句空所補充 | 6 | 6 | 100.0% |
| Reading | 大問3 | 長文の内容一致選択 | 7 | 7 | 100.0% |
| Listening | Part 1 | 会話の内容一致選択 | 9 | 12 | 75.0% |
| Listening | Part 2 | 文の内容一致選択 | 12 | 12 | 100.0% |
| Listening | Part 3 | Real-Life形式の内容一致選択 | 5 | 5 | 100.0% |
| Writing | 大問4(英文要約) | 内容・構成・語彙・文法 | 9 | 16点 | 56.3% |
| Writing | 大問5(英作文) | 内容・構成・語彙・文法 | 12 | 16点 | 75.0% |
「見落としが怖くて結局全部読んじゃう」と話していたリーディングは、 長文パート(大問2・3)がまさかの全問正解。 本人いわく一番の苦手が、本当に一番の得点源になっていました。
スピーキング(S-CBT)の項目別得点率
| 技能 | 項目 | 得点 | 満点 | 得点率 |
|---|---|---|---|---|
| Speaking | ナレーション(音読) | 12 | 15点 | 80.0% |
| Speaking | Q&A | 11 | 20点 | 55.0% |
| Speaking | アティチュード | 2 | 3点 | 66.7% |
一番の得意技能だったスピーキングのQ&Aで得点が伸びなかったのは、 本人が語っていた「画面相手だと表情が読めずテンパった」というS-CBTならではの落とし穴そのもの。 S-CBTでの受験を予定している方は、画面に向かって話す練習をぜひ取り入れてください。