アメリカ帰国子女の中2が英検準1級に合格|「英語を忘れたくない」から始まった3年間【本人インタビュー】
小3〜小6をアメリカで過ごした帰国子女の中学2年生が英検準1級に合格。帰国後に英語力を維持・向上させた学習環境の選び方、家族で決めた「中2までに準1級」という目標、部活との両立まで本人が語ります。
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インタビュー概要と合格実績
今回ご紹介するのは、小学3年生から3年間アメリカで過ごした帰国子女の中学2年生が、 家族で決めた「中2までに準1級」という目標どおりに英検準1級に合格した実例です。
帰国子女といっても、渡米時はアルファベットすら書けない状態からのスタート。 帰国後は「せっかく身につけた英語を忘れてしまうのでは」という不安と向き合いながら、 日常生活への英語の取り込みと塾での4技能学習を積み重ねてきました。
本番の結果は4技能総合CSEスコア2403/3000(CEFRレベルB2)。 リーディングの長文パートとリスニングのPart 2・3は全問正解という、 安定した高スコアでの合格でした。 (大問別の詳しい正答率は勉強法の記事で公開しています)
本インタビューでは、
- アルファベットが書けない状態から始まったアメリカ生活
- 帰国後に感じた「英語を忘れる怖さ」
- 「中2までに準1級」という目標を達成するまでの道のり
- 部活・委員会との両立
- 英語の先生になりたいという将来の夢
を、合格者本人の言葉で詳しく紹介します。
※本記事は一人の合格者の体験談を紹介するインタビューです。 すべての学習者に同様の結果を保証するものではありません。

── このたびは英検準1級の合格、本当におめでとうございます。
ありがとうございます。
アルファベットも書けないままアメリカへ
── 英語は何歳から勉強していますか?
8歳、小学3年生からです。 小3の5月に家族でアメリカに行って、そこから3年間住んでいました。
── 渡米したときの英語力は?
アルファベットさえ書けなかったです。 ABCの順番もわからないし、もちろん話せませんでした。
学校では先生の言っていることがわからなくて、ずっと "Yes" だけ言っていました(笑)。
ESLクラスから現地クラスへ
── 現地の学校にはどう慣れていきましたか?
日本人が多い地域だったので、英語が話せない子のための専用クラスがあって、 最初の1年間はそこで学びました。
残りの2年間は現地の普通のクラスです。 合流するころには日常会話は一通りできるようになっていました。
── 言葉が通じない環境は怖くなかったですか?
怖かったです。友達が何を言っているかわからないし、 自分が何を言われているのかもわからないので。
でも、クラスにはいろいろな国の子がいて、 「学校では日本語ではなく英語で話すように」と言われていたので、 自然と英語を使うしかない環境でした。
週1回の補習校で日本語もキープ
── 日本語の勉強はどうしていましたか?
週1回の日本語補習校で、国語と数学を1時間ずつやっていました。 日本語での勉強はそれだけです。
帰国後の不安「英語を忘れるのが怖い」
── 小6の5月に帰国されたんですよね。帰国後、英語を忘れそうになったことはありますか?
あります。 期末テストの1週間前は英語のオンライン会話をお休みしていいことになっているんですけど、 テストが終わって再開したときに、先生との会話が詰まってしまって。
「あ、やばい」と思いました。
アメリカの友達とは今もメッセージでつながっているんですけど、 「いつか話せなくなるんじゃないか」とちょっと怖くなって、 「その分を取り返さなきゃ」って焦ります。
── 英語はそれだけ大事なものなんですね。
自分には他に得意な教科がないので、英語がとりえなんです。 それが得意じゃなくなったら大変なので。
東京外語スクールとの出会い
「アメリカに一番近い」と感じた教室
── 初めてお母さまと一緒に教室に来たときのことを覚えていますか?
覚えています。弟と妹も一緒でした。 自分は教室で本を読んでいて、弟と妹はシアターゲームみたいなことをやっていて。
アメリカって床に座って勉強したりするじゃないですか。 いくつか見学した教室の中で、ここが一番アメリカに近い雰囲気だなって思いました。
机にかしこまって座るんじゃなくて、タブレットで学べて、 ネイティブの先生とも話せて、お菓子も食べられる(笑)。 「どこがいい?」となったときに、迷わずここを選びました。
── お菓子(笑)。途中から好きなおせんべいばかり買っていましたね。
あれがなくなると「買ってこなきゃ」ってなってました(笑)。
入会の決め手は「4技能すべて」ができること
── 帰国子女でも英語塾に通う必要があると感じたのはなぜですか?
オンライン英会話は続けていたので会話の心配はなかったんですけど、 会話だけでは、英検のようなちゃんとした試験に特化した対策ができないんです。
ここならリーディング・スピーキング・ライティング・リスニングの4技能が全部できるし、 家でも学習できて、ネイティブの先生とも話せる。 「すごくいいな」と思いました。
── 最初の授業で印象に残っていることはありますか?
先生とちゃんと話せたことと、みんな優しかったこと。 あと、好きなお菓子を用意しておいてくれたのがすごく嬉しくて、家に帰ってすぐ報告しました(笑)。
集団授業だと自由に質問できないのが苦手なんですけど、 ここは先生と1対1で質問できるし、人数もちょうどよくて、自分にぴったりでした。
家族で決めた「中2までに準1級」
── 準1級はいつから目標にしていたんですか?
帰国したときから、家族で 「中2までに準1級は絶対に取ろうね」 と決めていました。
── 目指すと決めたとき、正直どう思いましたか?
正直、「できない」と思っていました。 帰国したら英語に触れる機会は減るとわかっていたし、難しすぎるって。
でも、合格してみたら友達に「すごい」って言ってもらえて。 それがすごく嬉しかったです。
それに、この数年がんばって取ってしまえば、 残りの人生ずっと「準1級を持っている」と言えるじゃないですか。 就職でも進学でも使えるし、なくならない称号だから、やる価値があると思いました。
部活・委員会との両立
── 学校では部活や委員会もありますよね。両立はどうしていましたか?
委員会は月1回の放送委員で、 部活は週1回のスポーツレクリエーション部です。副部長をやっています。
正直、時間には余裕があったので、「両立が大変」という感覚はあまりなくて。 その分、英語や他の勉強、自分の時間(アニメを見る時間)に使えました(笑)。
── 自分の時間、大事です(笑)。吹奏楽部や運動部で週4練習しながら通っている子もいますが、無理のないスタイルを選ぶのも立派な戦略ですね。
将来の夢は「英語の面白さを伝える先生」
── 将来はどんなふうに英語を活かしたいですか?
日本で英語の先生になりたいです。
学校の英語の授業で「だるい」「面白くない」って言っている子がいるんですけど、 自分は英語ってすごく面白いと思っていて。
英語ができるだけで、世界中のたくさんの国の人と話せるじゃないですか。 その面白さをちゃんと伝えられる先生になりたいです。
── 10年後、23歳の自分はどうなっていると思いますか?
大学を卒業したころですね。 ちゃんと英語の先生になっていたらいいなと思います。
入会したころの自分に声をかけるなら
── 最後に、もし入会したころの自分に声をかけられるとしたら、何と言いますか?
「この先大変だけど、受かるから大丈夫」って言います。
── いいメッセージですね。今日はありがとうございました。
ありがとうございました!
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