英会話で使ってはいけないNG和製英語24選。正しい英語を身につけて英会話力アップ

By 川上先生(八王子教室担当) 川上先生(八王子教室担当)

ネイティブに通じない和製英語の落とし穴にはまっていませんか? 和製英語を正しい英語表現に直して英会話力アップする方法をご紹介

英語が通じない。和製英語の落とし穴。|八王子の英会話・英語塾東京外語スクール

突然ですが、皆さんは、日常に溢れているカタカナ語はすべて英語と同じ意味のものだと思われていないでしょうか?

日本には「和製英語」とよばれる言葉が多数存在しており、実際に外国の方と話す際に使ってしまうと、意味が伝わらなかったり、違う意味の言葉として受け止められてしまいます。

今回は、そんな和製英語をいくつか紹介していくので、外国の人と話す際にどのように言い換えればよいのか確認していきましょう!

和製英語とは

外来語を組み合わせたり略したりして、英語っぽく聞こえるが、日本独自のものである単語やフレーズを指します。つまり、和製英語は英語ではないため、日本語を話さない人たちに通じないのは当然のことです。また、英語ネイティブスピーカーとコミュニケーションをとる際にこの和製英語を使うと、誤解や混乱が生じることが多々あります。現在、次々と新しい和製英語が生まれているため、コミュニケーションをとる際は気をつける必要がある言葉になります。

よく使う和製英語一覧

意味が変わってしまう和製英語 9選

  1. ドラマ ≠ drama(次々と起こる複雑な出来事・人間関係、大袈裟にすること、演劇)

TV show (ティーヴィーショウ)

  1. (電子)レンジ ≠ range(幅、範囲)

microwave (マイクロウェーヴ)

  1. コンセント ≠ consent(合意、許可)

outlet (アウトレット)

  1. パン ≠ pan(フライパン)

bread (ブレッド)

  1. (商品やサービスへの)クレーム ≠ claim(主張する)

complaint (コンプレイント)

  1. (芸能人の)タレント ≠ talent(才能)

TV personality (パーソナリティ)

  1. (応援するときの)ファイト ≠ fight(戦う、殴り合う)

Good luck! (グッドラック)

  1. ハイテンション ≠ high tension(張り詰める緊張感)

really excited (リアリーエキサイテッド)

  1. (アクセサリーの)ピアス ≠ pierce(穴を開ける)

earring(s) (イヤリング)

伝わらない英単語の組み合わせ 10選

  1. ハイタッチ ⇒ high five (ハイファイブ)

ハイタッチは、手(5本の指)を出してするため、’’ five’’ と表現します。 ※両手のハイタッチは指が10本なので、’’high ten’’ です。

  1. マイペース ⇒ ~’s own pace (~ズオウンペース)

❌ She is my pace. (彼女は私のペースです)

⭕ She always studies at her own pace. (彼女はいつも自分のペースで勉強する)

  1. サラリーマン ⇒ business person (ビジネスパーソン)

salary = 給料ですが、英語でsalary manとは言いません

◯ They are business people.

↑こちらは正しいのですが、アメリカでは具体的な仕事を言うことのほうが一般的です

◎ My dad works for a bank. (父は銀行に勤めています)

  1. パソコン ⇒ laptop (ラップトップ)

  2. ペットボトル ⇒ plastic bottle (プラスティックボトル)

  3. オムライス ⇒ omelet and rice (オムレットエンドライス)

  4. アメリカンドッグ ⇒ corn dog (コーンドッグ)

  5. ボールペン ⇒ pen (ペン)

  6. ガソリンスタンド ⇒ 【アメリカ英語】gas station (ガスステーション)【イギリス英語】petrol station (ペトロルステーション)

  7. ジェットコースター ⇒ roller coaster (ローラーコースター)

英語には存在しない単語 5選

  1. アンケート ⇒ questionnaire (クエスチョネアー)

  2. アルバイト ⇒ part time job (パートタイムジョブ)

  3. リュック  ⇒ backpack (バックパック)

  4. ホチキス  ⇒ stapler (ステイプラ―)

  5. エネルギッシュ ⇒ energetic (イナジェティック)

これらの単語は、フランス語やドイツ語などから来ており、英語話者には通じないそうなので、英単語を覚えておくと便利です!

まとめ

ここまで様々な和製英語をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

おそらく、普段英語だと思って使ってきた言葉が、実は和製英語であったことに驚かれた方もいるのではないでしょうか。

今回挙げた言葉以外にも、私たちは日常的に多くの和製英語を使っていると思います。

ネイティブの方と話す際に和製英語をそのまま使ってしまうと、会話が通じなかったり、トラブルに発展する可能性もありますので、私たちが普段使っている言葉が英語なのか、和製英語なのか、また、和製英語を英語でどのように表現するのか知っておくのがおすすめです!

まずは、今回挙げた和製英語を押さえ、そこからさらに他の言葉も確認していきましょう!

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